京都自動車専門学校の1年生は2024年9月18日(水),「電気自動車等の整備の業務に係る特別教育」を猪熊校舎で受けました。学生たちは自らが将来,メカニックとしてハイブリッド車や電気自動車(EV)を整備する様子を思い浮かべながら,少し緊張気味に取り組みました。
EV,ハイブリッド車といったガソリン以外を動力にして走行する自動車の普及率は年々増えています。EVの整備業務にはインバーターやコンバーター,サービスプラグ等の安全に整備するために知識が必要で,「電気自動車などの整備に係る特別教育」の受講が義務付けられています。
前半の学科授業は、電気の基礎から始まり,電気装置,安全,関連法令など業務を行う上で必要になることを学びました。学生たちは,内容を聞き漏らさないように,テキストの重要箇所に線を引いたり,大切なことをテキストへ記入したり真剣に取り組んでいました。
この後はハイブリッド車を実際に使った実習。学科で学んだことを活かし,感電災害に十分注意しながら臨みました。
実習の後はテスト。しっかり1日取り組んだ成果が出せました。
アーク溶接等の業務に係る特別教育に続き,電気自動車等の整備の業務に係る特別教育を受講し,二級自動車整備士試験に向けたこれからの勉強への励みになった様子でした。
学生の皆さんお疲れさまでした。
「電気自動車等の整備の業務に係る特別教育」を受ける京都自動車専門学校の1年生(2024年9月18日,猪熊校舎)
絶縁手袋と絶縁工具セット
電気自動車の作業には必ず作業中とわかるようにしておくことが大事です!
しっかり先生がついて教えてくれるから安心