KCGグループ(京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学,京都自動車専門学校)の長谷川亘総長は2024年2月5日,韓国・済州島にある国立済州大学より名誉博士号の称号を受けました。京都情報大学院大学(KCGI)と同大学は2010年11月,単位を互換しながら双方の学位が取得できるデュアルディグリープログラム(複数学位プログラム)を運営していく協定書を交わし,日韓両国における高度なICT人材育成と両国の発展,さらにはアジア地域全体の振興にもつなげていこうと協調しています。
この日,国立済州大学で授与式があり,金一煥・同大学総長より長谷川総長に名誉博士号を授与,KCGIで講義「音楽概論」を担当する多川響子教授がピアノ演奏を披露しました。
国立済州大学は1952年に創立,13の学部と医学専門大学院,法学専門大学院など10の大学院をはじめ,数多くの付属施設を有する総合大学です。37カ国・980人の留学生を含め12,200人の学生が在学中(2019年現在)です。
両大学のデュアルディグリープログラム協定は①韓国8国立大学の一つである国立済州大学と日本の私立大学(専門職大学院)との協定締結②双方で特定の研究科・専攻に限定することなく,包括的に単位互換を行うという点で日本・韓国間で初の締結-などが特徴です。両大学は2006年9月,ICT分野の教育・研究や相互の人的交流などを目的とした学術交流協定を結び,2008年9月には,インターネット上で双方の学生が受講できる日韓サイバーキャンパス構築への合意書も交わしています。